インディーズ映画
昨年は舞台ばかり出ていました、映像に興味が無いのではなく、むしろ全く逆で映像に大変興味があります。
しかし、現在フリーの身には映像の情報はなかなか触れる事が出来ず、悩ましく思っていました。
今年になってから、色々と話しの端々を垣間見る事が出来るようになり、少しづつ接点を作っていて現時点で2本ほどインディーズの短編に出演させていただいています。(撮影が終わっただけで完成ではありませんが)
また、決まっている物に2本の2時間弱の長編があり、他にも2本ほど出る事が出来るかもしれません。
長編の監督はお二人とも若い方で、共通するのは純粋に映画が好きであり、静かではあるけど内に強い信念と熱意を感じる事です。そんな方々を見ると、私で役に立てる事があるなら協力したいという気持ちが高まります。
舞台は、まさにライブ=生なのです。同じ作品でキャスト・脚本でも日によって微妙なる変化があり、その変化は場合によっては印象すら変える、その生々しさが魅力です。そして観る方は様々な役者や場面に感情移入のフォーカスを変える事が出来、鑑賞者の視点で物語を追うことができ、観客の自由度が高いと思います。映像は監督の一人称の視点のよる切り口が主となり、そこには作品の意図がより明確になると思います、そして見る側は時代を超えて、さまざまな時間や年齢で同じ作品に触れる事が出来、その折々で様々な自分の感情を発見する事が出来ます。
舞台と映像は似て非なる物であり、それは演じる方もそうです。舞台では大きな演技が必要な事が多いですが、映像では非常に些細な演技が生きる事も多く、表現スタイルが大きく変わりますが、映像でも舞台でもその役を生きる事は変わりません。
その2つのフィールドで色々な役にもっと触れる事が出来るようになりたいと切に思っています。